字幕制作プロジェクト成果発表『竹で稼ぐ男たち』上映会を開催しました。
第16回大阪アジアン映画祭で2021年3月10日に上映された、バングラデシュのドキュメンタリー映画『竹で稼ぐ男たち』(Bamboo Stories)(2019年 シャヒーン・ディル・リアズ監督作品)を、10月24日(日)本学院講堂で上映しました。新型コロナウイルスの影響による2度の延期を経て、学内関係者限定でようやく実現できた上映会です。
上映に先立ち、「チーム神戸女学院大学文学部英文学科」の学生たちの日本語字幕制作の映像が流され、中野学長から来場者への歓迎のご挨拶をいただきました。続いて、字幕制作プロジェクトの指導にあたった南出准教授、Jones准教授から、コロナ禍でのオンラインによる作業の難しさと学生たちの前向きな努力についてのコメントがあり、参加した学生からも感想が述べられました。3年生の武元さんは、登場人物の個性が出るよう語尾までこだわって日本語訳をしたこと、2年生の吉田さんは大学に来られなかった1年の中で一番思い出に残る経験だったことを話してくれました。
バングラデシュの自然と人々の圧倒的な映像とそれぞれの物語を楽しんでいただけたでしょうか。
ご来場いただいたみなさま、岡田山まで足を運び、学生の成果をご覧いただきありがとうございました。また、本学院での上映の機会をくださった大阪アジアン映画祭事務局のみなさまにも感謝申しあげます。
なお、シャヒーン・ディル・リアズ監督と音響のマシュール・ラフマン・マスード氏をパネリストに3月10日に開催されましたオンラインシンポジウム「『竹で稼ぐ男たち』のストーリー」の様子は、英文学科公式YouTubeサイトでご覧いただけます。