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溝口薫教授最終講義を行いました。

2月10日(木)文学館28室において、2022年3月をもって退職される溝口薫教授の最終講義「小説の宝箱~英文学の教育・研究を振り返りつつ~」を行いました。
溝口先生は神戸女学院中高部、大学、大学院で学ばれたあと、本学英文学科に着任されました。それからの40年にわたる先生の研究・教育活動について和氣先生から紹介があり、続いて溝口先生の講義を聴きました。
なぜ小説を学ぶのかを説明するのは難しいのです、と前置きをされたあと、昨今の本離れ、文学離れ、読解力の低下などと言われる状況についてデータを示しながら分析され、時代に合った読みがいを提供することができる小説はまさに宝箱である、ということをお話くださいました。言語学を専攻しておられた先生ご自身の文学との出会いのお話は、初めて聴く参加者がほとんどでした。考え方、物の見方、そして生き方までも変える小説の力、恩師からの人生と文学を結びつける見方のヒントになる言葉など、先生の体験に基づく宝箱です。
また、小説の読み方として、それぞれが持つ想像力で物語と一体化し、叡知を学ぶ子どものような読み方が、物語を追うだけではなく、ゆっくりと価値観の転換に気づきながら世界を見る目を養う知的な読み方へと発展すること、そうした複合的な読み方も小説の宝箱だということにも言及してくださいました。
溝口先生のゼミの学生は、小説を読むことに対する責任、そして自分の意見をまとめ発表することの責任を学びます。2年間のその学びから生まれた2021年度4年生ゼミの卒業論文ひとつひとつを紹介して、先生は講義を締めくくられました。
寄せ書きと花束を手に、ゼミ生に囲まれておられた先生の笑顔、ゼミ生の笑顔がとても印象的でした。
対面で、また遠隔でご参加いただきました皆さまありがとうございました。

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