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国際学部教員が神戸市立須磨翔風高等学校で講演を行いました。
6月7日(金)、国際学部グローバル・スタディーズ学科米川教授が、神戸市立須磨翔風高等学校の生徒約750名を対象に講演しました。
米川先生の研究分野は「難民、紛争と平和」。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の職員としてルワンダ、コンゴ民主共和国、ケニアなどで勤務した経験を通して「なぜアフリカの現状を学ぶ必要があるのか?」についてのお話でした。
講演はアフリカに関するクイズから。「アフリカには何ヶ国あるの?」「大陸の広さはどのぐらい?」「アフリカで著名な人は?」などなど。先生は壇上から下りて、それぞれの答えを見て回りました。
アフリカの著名人としてノーベル平和賞受賞者である、南アフリカのネルソン・マンデラ氏やコンゴのデニ・ムクウェゲ医師をあげ、人種差別の問題から、アフリカの豊かな資源の搾取とそれに伴う紛争、そして米川先生のUNHCRでの仕事のことについて、講演の内容は多岐にわたりました。
講演の締めくくりは、アフリカの現状が私たちの日本の生活にどう関わっているのか、私たちはアフリカの平和のために何ができるのか。
遠いアフリカのこと、また世界で起きていることを知ること、それらを自分のこととして考えること、みなさんの今後の学ぶ姿勢につながっていきますように。
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