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Field Study韓国

2023年度Field Study受講生8名は事前研修を経て、瀬戸先生、南出先生と共に、9月14日(木)早朝、韓国に向けて出発しました。

到着後は午後から早速、交換留学協定校の徳成女子大学史学科のみなさんとジェンダーをテーマに学術交流を行いました。お互いの社会のジェンダー事情について英語で発表、英語でグループディスカッションでしたが、日本語と韓国語も織り混ぜながら活発にコミュニケーションすることができました。その甲斐あって親しくなり、食事会の後には夜のソウルを案内してもらったようです🤗

2日目9月15日(金)午前中は大韓民国歴史博物館で韓国の近現代史を学び、午後は性的マイノリティ(クィア)の方々との交流。ドキュメンタリストで社会活動家のJung Gawonさんから、韓国でのOccupy movement やクィアパレードについてお話を聞きました。日本と同じく、たくさんのジェンダー不平等の課題を抱える韓国ですが、市民が団結して運動を起こす力は日本より強そうです👍

3日目9月16日(土)は早起きしてDMZ(非武装地帯)ツアーにでかけました。DMZ(De-militarized Zone)とは、韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線(北緯38度線付近)を挟んで、武力衝突を防ぐために設けられた南北約2kmにわたる地帯です。ツアーでは、北朝鮮が韓国への侵入を企てて掘った第3トンネルに入ったり、展望台から向こう側の北朝鮮の様子を見たりしました。

ツアー後には、瀬戸先生が韓国で教えていた頃の元学生さんたちが、韓国の男性全員に義務となっている兵役について、ご自身の経験も含めて詳しく話してくださいました。今回のField Studyでは、日本と韓国の共通点を感じることも多かったのですが、「戦時(休戦)中の韓国」という日本と異なる状況を知り、複雑な思いを抱えました。簡単には理解できない問題だからこそ、今後もじっくり考えていく課題です。

最終日9月17日(日)は自由時間をとり、それぞれがソウルでの時間を楽しみました。知らなかった韓国の歴史や現状、同世代の人たちとの交流、それを通して振り返る日本のこと、そしておいしい韓国料理、たくさんの思い出と課題を抱えて、全員笑顔で帰国しました。

関西国際空港到着後、預け入れ荷物を待っている間には、ファン・ミーティングのために来日した韓国の俳優イ・ジョンソクさんにも遭遇という、嬉しいハプニングもありました🥰

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