８月４日（金）～７日（日）、南出先生３年生ゼミ生２名と総合文化学科生１名がインドネシアのガジャマダ大学地域貢献SSWワークショップに参加しました。「科学研究(B)『（ミャンマーの）大学と在地との連携による地域活性化のための国際協働グローカル地域研究』」の一環で、ガジャマダ大学が実施しているKKNというコミュニティ・サービス・ラーニングです。

ガジャマダ大学では、インドネシア各地の村や島に学生たちがグループで２ヶ月間滞在し、地域の人々との協働によりコミュニティ開発に従事することが全員必須になっています。今回はその様子を見学するとともに、インドネシアの学生たちと科研メンバーが所属する日本の各大学からの学生たちが参加して、KKNの取り組みの意義について考えるというものでした。

学生たちは、インドネシアの大学の地域貢献の位置付けや具体的な取り組みについて教員から講義を受け、取り組みの内容や影響について、活動中の学生、またはかつて活動に関わった学生から学ぶだけでなく、活動地を訪問して、大学との関係や学生の活動効果などについて、地域住民からも話を聴きました。

インドネシアと日本の社会問題の違いと共通点が見え、教育を通じた社会貢献の可能性を垣間見ることができ、学生たちにとっては、インドネシア現地の学生や地域の人々との交流はもちろん、日本の各大学からの教員や学生との交流も楽しむ貴重な機会となりました、と南出先生はおっしゃっていました。