オープンキャンパス 英文学科模擬講義・入試対策講座【英語(公募)】・学科相談コーナーを実施しました。
台風の影響で中止になった19日(月・祝)にかわって、9月25日(日)オープンキャンパスが開催され、英文学科の立石浩一教授による模擬講義「英語の発音を「見える化」する!?」、松尾教授による「学校推薦型選抜(公募制)入試対策講座【英語】」を実施、また「学科相談コーナー」で松尾教授とゼミ生の成田悠花さんが個別相談にも応じました。
「英語の発音を「見える化」する!?」 立石浩一先生
英語を話すなら完璧な発音で!でも、完璧な発音って何でしょうか。そもそも、私たちは日本語を完璧な発音で話しているのでしょうか。たとえば関東出身の人が関西弁を話すとどうしても違和感があるように、日本人が無理してBritish Englishを話しても何だか妙に聞こえるようです。日本語にたくさんの方言があるのと同様、様々な国で話される英語にも多様な発音が存在し、中には日本人が苦手な発音もあります。立石先生は、「Praat」というフリーソフトウェアで波形から発音の違いやイントネーションを「見える化」!自分の発音を知って重要な発音の「区別」を見失わないこと、正しく自分の意図を伝えるためにイントネーションが大切、というお話でした。英語を使った仕事を考える時も、それがどのような職業かによって、目指す英語の到達度や方向は異なる、ということも心にとどめておくべきことですね。
英文学科はその教育内容がよく見えるよう文学部から独立し、2024年度4月に国際学部英語学科、グローバル・スタディーズ学科を開設予定です。ぜひ神戸女学院大学で、英語「で」英語について学び、将来のキャリアを考えてください。
「学校推薦型選抜(公募制)入試対策講座【英語】」
松尾先生今年度からマーク式となる英語の入試対策について、英文学科長の松尾歩先生による講座でした。本学の入試問題の長文のテーマは適当に選ばれているのではなく、高校生に知ってほしい、神戸女学院大学で学んでほしい、と先生方が想いを込めて考えたものであることの説明に続き、問題の形式やこれまでの長文のテーマなど、全体的な傾向について解説がありました。それから、長文読解はわからない単語にとらわれずに全体の意味を把握して進みましょう、選択問題はパターンを見分けましょうといった、具体的なアドバイスがあり、それを参考に参加者には実際に入試問題を解いていただきました。最後は、単語や文法といった英語そのものの勉強以外にも、新聞やテレビ、ネットの英語の記事や、Penguin Graded ReadersやOxford Bookwormsなどを読んで、積極的に英語に触れてください、という受験生へのメッセージで終了しました。
「学科相談コーナー」
英文学科のカリキュラムのこと、大学生活のことなど、松尾先生とゼミ生の成田悠花さんが個別の相談に応じました。先生からだけでなく、現役大学生から実際の英文学科の授業のことや就活のことも聞けて、よい機会だったのではないでしょうか。
日程、スケジュール変更にも関わらず、ご参加ありがとうございました。