世界に触れると、自分が変わる。
新着情報 受験生向け 教員活動

オープンキャンパス 英語絵本読み聞かせ・絵本翻訳体験講座を実施しました。

8月7日(日)オープンキャンパスで、英文学科のNathaniel CARNEY教授による学科体験「英語の絵本の読み聞かせを体験しよう!」(2回)、中村昌弘准教授による模擬講義「絵本翻訳体験講座」を実施しました。

「英語の絵本の読み聞かせを体験しよう!」 Nathaniel CARNEY先生
小さい頃に誰かに絵本を読んでもらったことはありませんか。これまでに、子どもたちに絵本を読んであげたことがある人もいるかもしれません。
今回はCarney先生といっしょに、聴き手が楽しめるように英語の絵本“There Is a Bird on Your Head!”の一部を読む体験でした。参加者は英語で短い自己紹介をして、まずは発声練習と「Thank you!」や「I’m sorry.」などをイントネーションや抑揚をつけて読む練習をしました。同じフレーズでも場面に合わせた読み方を工夫することで、聴き手の心をとらえ絵本の世界に引き込むことができます。お話の中にはいり、ゾウのGeraldとブタのPiggieになって読むのは、少し恥ずかしかったかもしれませんが、絵だけのページをどう表現するか、「!」をどう読むか、ジェスチャーも交えて、教室に笑い声が響いていました。

文字のないページはどう表現する?

「絵本翻訳体験講座」 中村昌弘先生
高校生対象の本学主催絵本翻訳コンクールも今年度で13回目を迎えました。
今回はこの人気コンクールの審査員を務める中村先生といっしょに、第11回の課題絵本“My Mama” (こちらもゾウの親子のお話!)の一部を訳してみる体験でした。翻訳に入る前に、絵と原文をしっかり読み込むことはとても大切です。絵本が伝えたいこと、登場人物のキャラクターをつかみ、それに沿って登場人物の話し方を決め、絵本の世界を訳文で再現していきます。その時に頭の中で日本語でお話を再現すること、この「脳内再生」が翻訳の最強の技だと中村先生は説明されました。また、読者の対象年齢に沿った漢字の使い方、分かち書きの仕方を工夫することも大切な要素です。さらに、できあがった自分の訳文を修正する力も必要です。翻訳は自分のためではなく、読む人のためであり、正確さ、簡潔さが求められ、勝手な創作は許されません。実際に短い文を訳してみると、原作の世界を壊さないよう、絵と原文から読み取れることを文字にしていく作業はかなり難しいことがわかります。でも、だからこそ楽しくもあり、完成すると達成感も大きいですね。

絵本翻訳の最強の技を伝授

絵本な一日いかがでしたでしょうか。ぜひ神戸女学院大学で、英語「で」表現することを学びませんか。

Categorysort-down-solid
Archivesort-down-solid
公開年を選択sort-down-solid
世界に触れると、自分が変わる。 世界に触れると、自分が変わる。

Seek the world,find yourself.

資料請求はこちら long-arrow-right-light