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国際学部開設式挙行

2024年4月3日(水)神戸女学院大学入学式に引き続き、国際学部開設式が挙行され、新学部開設に至る経緯を中野敬一学長が、学部長のことばを白井由美子国際学部長がそれぞれ述べられました。
新入生を迎え、国際学部英語学科、グローバル・スタディーズ学科が新しい歩みを始めるにあたり、白井由美子国際学部長のことばをここにご紹介いたします。


春です。野も山も一斉に動き始めました。自然にとりましては、天の恵みの雨の一日。そのような日に皆様とご一緒に神戸女学院大学国際学部の開設をお祝い出来ますことを大変有難く、嬉しく存じます。

神戸女学院大学国際学部の開設にあたりまして、ここまでお導き下さいましたご関係の皆様に感謝申し上げます。有難うございます。

149年前のことになります。神戸女学院はアメリカ人宣教師がひらいた小さな私塾が始まりでした。その時からアメリカ人宣教師がキリスト教と英語を直接指導するという大変中身濃い教育を行ってまいりました。そのような流れもあり、神戸女学院と言えば、英語、英語と言えば神戸女学院という構図が成り立つようになり、それ以来、その当時の丁寧な心のこもった英語教育を文学部英文学科が中心となって続けて参りました。

その様に考えますと、神戸女学院大学文学部英文学科はずっと本学の中心となる学科でございました。その英文学科が長い歴史を経て、さらに進化するべく国際学部英語学科とグローバル・スタディーズ学科に生まれ変わることになり、今日の日を迎えました。どちらの学科も英文学科のよき伝統を大切にしてまいります。が、日本と世界とのつながりがますます強くなっていくこの時代に、世の中の人のために何が出来るかを自ら考え、英語を使って、人々のために役に立ちたい、そう願う人材をさらに輩出してまいりたく存じます。

英語学科は「Do It in English! やろう、英語で!」がモットーです。英語力を鍛え、海外から来られた方をお助けしたり、就職しました企業等で「どこに出ても恥ずかしくない英語力」を使い、組織や人々に役立つ働きが出来るように、ということを目指します。

「境界なき学び Learning without Borders」を掲げますグローバル・スタディーズ学科は日本の外に出て、困っている人たちを英語で助けよう、という志を高く持てるような学びを展開致します。

また、この岡田山という特別な環境の中で、人格面でも心豊かで、本学の標語であります愛神愛隣の精神、つまり、神様を愛するように隣人をも愛することのできる女性、相手を思い、柔軟に様々なことに対応できる、それでいてその場を明るくしてくれような、人間としても愛を持って、真実を見極め、よりよい世界の実現に貢献できる女性を育んでまいります。

ここ神戸女学院大学国際学部から世界に向けて、それぞれが持つ輝きを放ち、世の中の幸せにつながる学び、そして、第5代神戸女学院院長のデフォレスト先生が仰いましたように、次世代につながる行動をして、神戸女学院の伝統にしっかりとページを重ねて参りたく存じます。

神様のみめぐみの元、本日、皆様と共に神戸女学院大学国際学部をスタート出来ましたことをとても嬉しく、感謝申し上げます。神戸女学院大学国際学部が持つべき役割をしっかりと発揮して、世界中から愛される学部となりますように願いながら、ご挨拶とさせて頂きます。誠に有難うございます。


国際学部長 白井 由美子

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