仁川学院高等学校との高大接続講座を行いました。
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2021年12月に神戸女学院大学は仁川学院高等学校と高大連携に関する協定を締結し、2022年度、英文学科の4名の教員が「アイデンティティ」を共通テーマに模擬授業を担当する高大接続講座を行いました。
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第3回目は10月31日(月)は、仁川学院高等学校にてBanasick教授が模擬授業「Political Identity and International Relations」を担当しました。
Banasick先生の専門である国際関係学について、国際的な場でいかに有利にことを進めるか、あるいは紛争を避けるかなどをゲーム理論を使って学びました。政治的に自身の立場、アイデンティティをはっきりとさせ、コミュニケーション戦略として活かすことは重要であると同時に、危険性をもはらんでいることも考える機会となったのではないでしょうか。
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第4回目(最終回)の担当は奥村准教授。11月11日(金)仁川学院高等学校で、「多文化化する日本:翻訳を通して文化的アイデンティティを考える」がテーマの模擬授業でした。
まず自身のアイデンティティについて考え、グループでお互いの違いや共通点を話し合い、外国人労働者の増加により日本社会が変化するなかで、人種や国籍だけではアイデンティティを語れなくなっていることを動画を見ながら学びました。後半は翻訳課題にチャレンジし、ミニ翻訳コンテストも行いました。
後半2回も異なる分野から「アイデンティティ」にアプローチする授業でしたが、先生方からは、グループワークに取り組む様子が真剣だった、また大学での日頃の授業と違って男子生徒がいることが新鮮だった、との感想をききました。
これからのみなさんの学びが充実したものでありますように。
★写真は仁川学院高等学校からご提供いただきました。