英語教師

教職課程を履修することにより、卒業と同時に教諭一種免許状が取得できます。（教師になるには教員採用試験に合格し、採用される必要があります。）大学時代に培った知識や経験を最大限に活用して次世代の子供たちの教育を行う、やりがいの大きな職業の一つです。修士課程で専修免許を取得する学生や専門学校などで単位を揃えて小学校教師になる学生もいます。

外交官

国を代表して諸外国との関係維持・発展に取り組む外交官は、高度な外国語能力が必要不可欠です。国際学部では英語力だけでなく、グローバル・リテラシーを養い、国際理解力を深めることや、英語で議論を深める方法・技術が学べます。（外交官になるには国家公務員採用試験または外務省の採用試験に合格する必要があります。）

キャビンアテンダント

世界中の人と接する機会の多いキャビンアテンダントの仕事では、語学力は特に重要です。また、全世界共通の航空用語も英語を使用しているため、一定水準の英語力が必要となってきます。国際学部で培った語学力を活かし、快適な空の旅を支える人気職種であるキャビンアテンダントを目指すことができます。

英会話教室講師

国際学部では英会話講師に求められる英語力はもちろん、教職課程も履修できるため、生徒に英語を教えるテクニックやコミュニケーション能力も身に付けられます。また教職課程を履修することで、卒業と同時に教諭一種免許状が取得できるので、採用試験などで有利になります。他人の成長に貢献ができる喜びの大きい仕事です。

グランドスタッフ

グランドスタッフとは出発までと到着後の「空港での接客業務」を担当する仕事です。チェックイン業務や搭乗ゲートでの業務を行いますので、世界共通語の英語力が求められます。国際学部で身につけることができる高い対話力と実践的な英語力を活かして、世界中の人を接客できるグランドスタッフを目指すことができます。

ホテルレップスタッフ

ホテルレップとは海外のホテルの予約や宣伝業務を代行する企業のことで、電話やインターネットを介しお客様の母語でお客様からのご相談に対応します。国際学部ではホテルレップスタッフに必要な「要点を理解し、かつ分かりやすくレスポンスできる能力」が身に付きます。日本と海外を繋ぐ重要な役割でもあり、やりがいのある仕事です。

通訳

プロ通訳者として活躍するためには、日英両言語において高い言語運用力が必要なのはもちろんですが、それを駆使した対話力・表現力が不可欠です。国際学部ではプロ通訳者のための実践的な言語コミュニケーション力を高めるプログラムを導入しています。日本語と英語を使って表現する「言葉のデザイナー」として活躍できます。

翻訳家

翻訳者には語学力はもちろん、言語圏の文化や歴史、宗教などへの理解など高度なスキルが要求されます。国際学部では日英両言語での実践的プログラムで言語コミュニケーション力を高められます。知性と技術をフルに活用し、あなたにだけの表現を生み出す、やりがいの大きな仕事です。

商社

食品から宇宙航空機まで多岐にわたる商品を世界中と取引する商社は、海外でビジネスをする場面が多い業界です。国際学部では商社で働くために必要な高い語学力だけでなく、英語を駆使して交渉したり説得したりする「対話力」、物事や自分の意見を的確に伝える「発信力・表現力」に磨きをかけることができます。

金融業(銀行・証券会社など)

外国証券や外貨を扱う金融業は英語が分からなくてはならない業界です。国際学部では高い語学力に加え、商品を分かりやすくお客様に説明するコミュニケーション能力も身につけることができます。

バイリンガル秘書

国内企業でも外国の方がCEO, COO, CFOである企業も最近では多くなってきています。国際学部で培われる語学力とキャリアセンターの秘書検定の受験講座などを利用してバイリンガル秘書になることもできます。

日本語教師

日本人教師は日本語ができるだけでは勤まりません。日本語と学習者の母語の比較をして分かりやすく説明したり、英語母語話者には英語で文法事項などを説明する場面にも遭遇します。海外の日本語学校で教師をしている卒業生が何人かいます。

言語聴覚士(ST)

大学で言語学や言語発達の分野に興味をもち、卒業後専門学校に進み国家試験を無事パスして言語聴覚士になる学生もいます。学部で勉強する音声学や統語論の基礎知識は言語聴覚士として必要不可欠な知識です。言語面で障がいをもっている大人や子供、病気の後遺症で失語症になった方々をお手伝いできるやりがいのある仕事です。

公務員

大阪万博をはじめ国際的なイベントを控えている都市や、外国人移住者が多い都市では英語が堪能なスタッフは貴重な存在で、国際学部の卒業生は高い評価を受けています。

医療機関でのスタッフ

日本の医療機関の優れている様子は外国でも有名で日本在住の方はもちろん、「医療観光」「医療ツーリズム」も最近では成長産業の一つに入っています。外国の方が自国では手に入らない医療技術を求めて日本に来られる場合、コーディネーターや受付の人は英語を駆使しておもてなしをします。