世界に触れると、自分が変わる。

Interpreting & translation

通訳・翻訳プログラム メイン画像
ことばの
デザイナーになる

相手に誤解されずに伝わる表現をつくる人、それが「ことばのデザイナー」です。幅広い知識と教養、日本語も英語も自由に操る高度な言語力、それを駆使して相手を説得する交渉力、他人が発したメッセージをしっかり受け取るための傾聴力・分析的思考力・理解力。自分が伝えたい内容がきちんと伝わるようにする論理力・表現力・対話力などが不可欠です。通訳・翻訳プログラムではこれらすべての力を本格的なエクササイズで総合的に鍛えます。

通訳・翻訳プログラムとは
Interpreting & translation

プロの通訳者・翻訳者を育てるための本格的トレーニング法を応用した独自のエクササイズを通して、日本語でも英語でも実社会において効果的にコミュニケーションできる力を伸ばすプログラムです。
期間は2年次からの3年間で、選考に合格(めやすは1年次終了時点でTOEIC600点程度取得済み)すれば、どの学部や学科の学生でも履修することができ、職場・地域社会・家庭など、社会のどんな場でも高いコミュニケーション力を発揮する「ことばのデザイナー」を目指すことができます。

keywords 01 本物志向

架空の教材は使用せず、実際に行われたスピーチや原稿といった本物の素材を教材として使用し、現場で豊かな実務経験を積んだプロの通訳者や翻訳者が教えます。

keywords 02 世界標準

英→日方向は日本語を母語とする教員が、日→英方向は英語を母語とする教員が教える、という世界標準をクリアした教員陣があなたの挑戦を支えます。

履修の流れ
Course flow

2nd year
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2年次

踏み出そう!
ことばのデザイン入門

土台作りのエクササイズを行います。例えば、誰もが知る物語をもとに、その続編をグループに分かれて創作し、劇やデジタル紙芝居にして互いに演じたり通訳したりして表現力やスピーキング力を高めます。また、ストーリーを聞いて、あとから記憶を頼りに出来事を順番通りに再現したり全体を要約したりして、傾聴力・記憶力・分析力・理解力を高めます。他にも、機械などの取扱説明書を翻訳しながら、読み手に理解しやすい表現や専門用語などを身につけます。

  • Interpreting:Theory and Technique 1 <通訳理論と技術 I>
  • Translation:Theory and Technique 1 <翻訳理論と技術 I>
3rd year
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3年次

さあ、修行だ!
ことばのデザイン基礎

他者が発したメッセージを正確に理解し、その内容を第三者に日本語でも英語でもわかりやすく伝える力を鍛えます。国際社会・地球環境・女性を取り巻く問題などに関するスピーチを通訳する訓練を行ったのち、同じテーマについて今度は各自が意見や問題解決策を主張するスピーチを行い、それをクラスメイトが通訳する複合的な訓練を行い、社会の中で実際に役立つコミュニケーション力を伸ばします。また翻訳では「英→日」以上に需要の高い「日→英」の基礎を学びます。

  • Interpreting:Theory and Technique II <通訳理論と技術 II>
  • Translation:Theory and Technique II <翻訳理論と技術 II>
  • Business Interpreting <ビジネス通訳>
4th year
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4年次

まだまだこれから!
ことばのデザイン応用!

日本語でも英語でも効果的に説得や交渉を行うためのコミュニケーション力を鍛える訓練を行います。例えば「新商品企画プレゼン(社内通訳あり)」といったロールプレイングです。学生は企画担当者として実際に新商品を考え、企画書や資料を作成し、上司を演じるクラスメイトたちに対してプレゼンします(誰がどの言語を使うかは抽選)。プレゼンや質疑応答は社内通訳者役の学生が通訳します。このような訓練を通して、日本語でも英語でも職場にふさわしい表現を身につけ、ビジネスで通用する対話力を伸ばします。

  • Interpreting:Theory and Technique III <通訳理論と技術 III>
  • Translation:Theory and Technique III <翻訳理論と技術 III>
Institution 01
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講堂での
遠隔同時通訳付き講演

本学には講堂の他にも常設通訳ブースを完備し同時通訳を行うことのできる教室が3つあり、授業の一環として同時通訳の実技訓練を行ったり、海外から招聘した講師が学内外の聴衆に向けて講演する際などには実際に同時通訳サービスを提供したりしています。

Institution 02
ico

通訳ブースで同時通訳

テレビ会議と同時通訳のシステムを独自に融合させ、遠隔地に同時通訳を届けることが可能な設備を学内に複数構築しています。例えばイギリス会場に居る講師が行うスピーチに神戸女学院からリアルタイムで同時通訳をつけ、学内だけでなく東京会場の聴衆にもお届けすることができます。

本プログラムは、翻訳系科目群を有する大学向けのアカデミックプログラム、Phrase Academic Editionの無償利用を許可されています。

講師情報
Teachers

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中村昌弘 准教授

分析力・論理力・表現力・説得力などが必要とされる通訳という営為を一種の情報デザインと捉え、情報を効率よく効果的に受け取り伝える技術としての通訳を実践します。

担当
通訳
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奥村キャサリン 准教授

コミュニケーションはことばを駆使する能力に加え、相手の意図を読み取ることも必要です。 相手の発言に秘められているその意図を把握するための聴解力や分析力を身につけます。

担当
通訳
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Susan Jones 准教授

直訳ではない翻訳。背景や専門的概念を調べたり、内容を分析したりして、深く理解することが必要です。結果としてリサーチ力、読解力や批判的思考力が高まります。

担当
翻訳
世界に触れると、自分が変わる。 世界に触れると、自分が変わる。

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